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【夫婦関係編】あなたは大丈夫?隠れモラハラ妻の存在

2023.03.02
更新:2023.05.22

リーブラ相談室では、月に1回の「夫婦・家庭問題専門相談日」を設けています。離婚や別居、夫婦関係の不和、それに伴う子どもへの影響や子どもへの対応などのご相談を受けている元家裁調査官が、皆様のご相談のヒントとなる情報をコラム形式でお伝えしています。

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【夫婦関係編】
あなたは大丈夫?隠れモラハラ妻の存在

モラハラと言えば「モラハラ夫」のイメージがありますが、「モラハラ妻」も一定数存在します。
そして、モラハラ妻は、妻自身が自分のモラハラ行為に気がついていないことが多い、という点があります。

今回は、自分や配偶者のモラハラ度チェックも兼ねてお読みいただければと思います。

<モラハラ妻の4つの特徴>

①子どもがいる夫婦に多い
出産を機に、妻にとっては子どもが何よりも優先になると同時に、これまで愛していた夫が攻撃の対象になることがあります。加えて、子育ての分野では、夫ではなく妻が優位になりやすい。通常は、経済的にも体力的にも優位な夫がモラハラ化しやすのですが、ときに、出産を機に子育てで優位となる妻がモラハラ化することがあるのです。

②子育てから疎外し、子どもと連合を組む
夫に対してはひどい妻でも、子育てはしっかりするというモラハラ妻も少なくはありません。そして、夫の子育てに何かとダメ出しをし、最終的には子育てに参加させないようにします。このような方法で子どもと夫との関係を疎遠にし、子どもと連合を組むのです。

③夫の批判を繰り返す
モラハラ妻は、様々な方法で夫にマウントします。例えば「収入が少ない」「臭い」「頭が悪い」などの言葉を日々あびせてきます。そして、何か意見の相違があれば、妻の言い分が通るまで、1時間でも2時間でも話し続けます。

④夫の悪口を子どもや親族に言う
モラハラ妻は、周囲を巻き込む形で夫にダメージを与えることが得意です。例えば、妻が捻じ曲げた事実(実際は夫が悪いわけではない)を子どもやママ友、親族などに言いふらします。そうすることで、夫の敵を作り、自分の味方を増やすのです。

さて、以上の4つの特徴、あなたやあなたのパートナーは大丈夫だったでしょうか?

中には、子育てや日々の生活に一生懸命になりすぎるあまり、自分のモラハラ化に気がつけない人もいるでしょう。

モラハラは、確かな定義があるわけではありません。「モラハラ」という言葉がひとり歩きをし、お互いがお互いを「モラハラだ!」等と非難しあうご夫婦もいます。

男性は「自分が妻にモラハラされているなんてとても言えない」「妻からのモラハラというものはない」などと思い込み、認めることができないかもしれません。そして「モラハラ妻」は隠れてしまうのです。
しかし、性別に関係なく、精神的に打撃を与えたり、人格を否定することが許されることではありません。また、親が非難し合う、精神的に追い詰めるような家庭環境は、子どもの成長や心も影響を与える場合があります。

お互いが非難しあっても解決しません。まずは、自分の言動を振り返り、家族として互いに気持ちよく生活できる工夫をしたいものです。

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