海外ではどのように自分の心身を大切にする性教育が行われているのでしょうか。学校やメディアなど社会全体で先進的な取り組みをおこなっているノルウェーの具体例を学びます。

【前半講座】人権としての性－性的アイデンティティをめぐって－

ノルウェーにおける性教育や社会における性の多様性・意識の向上について、人権やアイデンティティの観点から考えます。

講師：オットー・マルムグレンさん（ノルウェー大使館参事官）
1997年から2009年までオスロ大学ノルウェー人権センター（NCHR)プログラムオフィサーを務め、2002年から2010年まで北京に駐在、NCHRのプロジェクト開発と国際人権法研究に従事。

【後半講座】テレビ・絵本にみるノルウェーの子どもを性暴力から守る試み

ノルウェーでは子どもたちを性暴力からどのように守ろうとしているのでしょうか。ノルウェーの子ども向けテレビ番組や絵本を通じて先進的な事例を見てみましょう。これら意欲的な試みの背景についてもご紹介いたします。

講師：青木 順子さん　（ノルウェー夢ネット代表、ノルウェー語講師・翻訳・通訳）
訳書『パパと怒り鬼－話してごらん、だれかに』（ひさかたチャイルド）、『うちってやっぱりなんかへん？』（偕成社）、『わたしの糸』（西村書店）。