【協力】性犯罪をなくすための対話 第2回「軽視される痴漢被害」

公開日 2018年04月26日

第2回性犯罪をなくすための対話

【主催】チーム上谷 【協力】港区立男女平等参画センター
性犯罪をなくすための対話 
 第2回「軽視される痴漢被害」

5月24日(木)午後7時~9時

― 団体にて申込み受付中―

講座について

性犯罪・性暴力をなくすためには?

被害者支援、加害者臨床の専門家がそれぞれの立場から現状の課題を考え、再発防止プログラムや司法、支援環境の改善につなげるシンポジウム。

第2回のテーマは「痴漢」です。(第1回は4月4日に文京区男女平等センターで開催されました)

残念なことに、現在の日本で「痴漢」は最も多い性犯罪です。強姦や強制わいせつなどに比べて被害が軽視され、有効な対策手段がないと考えられ、放置されています。

しかし実際は、電車内で起こる「痴漢」の中には「強制わいせつ」にあたる犯行も少なくありません。また、痴漢をした相手につきまとって強姦したというケースもあります。

痴漢の被害者は「隙があった」と落ち度を責められたり、「大したことじゃないから早く忘れなさい」と被害を矮小化されたりすることがあります。一方で、痴漢の加害者は「異性からモテないタイプ」だと思われていたり、「性欲による衝動的な犯行」と考えられていたりします。

しかし、これまで2,000人以上の痴漢を含む性犯罪者と向き合ってきた斉藤章佳さんは、話題の著書「男が痴漢になる理由」(イースト・プレス)の中で、痴漢加害者には四大卒の妻子持ちサラリーマンが多いことや、その犯行は性欲ではなく支配欲や優越感、達成感に支えられているもの、そして非常に常習性と計画性が高い犯罪であることを指摘しています。

世間の被害者に対する無理解や偏見、加害者に対する思い込み、その両方の認識を改め、痴漢という性犯罪をなくすために必要なことを考えたいと思います。

斉藤章佳さんの痴漢加害者の実態や治療に関するお話のほか、臨床心理士の齋藤梓さんからは、世間の認識と被害実態のズレ、被害後の周囲の人々の対応などについて、弁護士の上谷さくらさんは司法の視点から痴漢をお話いただきます。

※今後、回ごとにテーマを設けてシンポジウムを続けていく予定です。次回以降は、盗撮/被害者家族・加害者家族のケア/性犯罪の一次予防(教育)について/裁判所の問題点/性犯罪報道の在り方、などについて取り上げます。

団体ホームページはこちら
https://www.facebook.com/events/212244976208920/

第2回性犯罪をなくすための対話ちらし[PDF:150KB]

講座概要
日 時

平成30年5月24日(木)19:00~21:00 (開場18:30)

内 容

団体ホームページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/212244976208920/

会 場 港区立男女平等参画センター 1階 リーブラホール
参加費 500円(資料代/当日支払い)
対 象

害者支援や加害者臨床に携わる方・関心のある方。
性犯罪・性暴力をなくすためのアイディアを考えたい方。

定 員  208 名
申 込

【団体の申し込みフォーム】
https://teamkamitani2.peatix.com/
※上記の申し込みフォームが利用できない方は、saito3ok@gmail.com に「お名前(フリガナ)」を明記の上、お申し込みください。

※リーブラではお問合せ/申込みは受付けておりません。

登壇者プロフィール

上谷さくら(かみたにさくら)さん
弁護士
福岡県出身。青山学院大学法学部卒。毎日新聞記者を経て、平成19年弁護士登録。犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務次長。第一東京弁護士会犯罪被害者に関する委員会委員。青山学院大学法科大学院実務家教員。保護司。殺人、性暴力被害、交通事故等の犯罪被害に関する刑事事件、民事事件を中心に活動している。焼肉酒家えびす集団食中毒事件被害者弁護団団長、軽井沢スキーバス転落事件弁護団。110年ぶりの刑法改正の会議等にも関わる。共著『2訂版 ケーススタディ 被害者参加制度 損害賠償命令制度』(東京法令出版/2017年)『犯罪被害者支援実務ハンドブック』(東京法令出版/2017年)など。その他論文、講演多数。

齋藤 梓 (さいとう あずさ)さん
目白大学人間学部心理カウンセリング学科講師・臨床心理士
上智大学、同大学院で臨床心理学を学ぶ。臨床心理士として学校や精神科に勤務する一方で、東京医科歯科大学や民間の犯罪被害者支援団体にて、殺人や性暴力被害等の犯罪被害者、遺族の精神的ケア、およびトラウマ焦点化認知行動療法に取り組んできた。現在、目白大学専任講師として教育と研究に携わりながら、支援団体での被害者支援を継続している。昨年の性犯罪に係わる刑法改正の会議においても、委員や幹事を務める。分担執筆『性暴力被害者への支援』(誠信書房/2016年)、『子どものPTSD-診断と治療』(診断と治療者/2014年)など。その他論文多数。博士(心理学)。

斉藤 章佳 (さいとうあきよし)さん
大森榎本クリニック精神保健福祉部長
1979年生まれ。約20年にわたり、アジア最大規模といわれる依存症施設である榎本クリニックに精神保健福祉士・社会福祉士としてアルコール依存症を中心にギャンブル・薬物・摂食障害・性犯罪・DV・クレプトマニアなど様々なアディクション問題に携わる。大学や専門学校では早期の依存症教育にも積極的に取り組み、講演も含めその活動は幅広くマスコミでも度々取り上げられている。専門は加害者臨床。 著者『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス/2017年)、共著『性依存症の治療』(金剛出版/2014年)『性依存症のリアル』(金剛出版/2015)など。その他論文多数。

司会: 小川たまか (おがわたまか)   フリーライター

お問い合わせ先

港区立男女平等参画センター(リーブラ)
〒105-0023
東京都港区芝浦1-16-1
みなとパーク芝浦2階
TEL: 03-3456-4149  FAX: 03-3456-1254

PDFの閲覧にはAdobe System社の無償のソフトウェア「Adobe Reader」が必要です。下記のAdobe Readerダウンロードページから入手してください。

Adobe Readerダウンロード